弊社では、社員教育の一環として、社内研修会を開催しています。
ここでは、2020年10月10日(土)に社内にて行われた、健康経営および就業規則の改定内容についてと、生産性アップを目的とした現場改善のための研修会の様子をお伝えします。
健康経営について
アクサ生命保険株式会社の馬渡氏より「健康経営」について説明をしていただきました。「健康経営」とは、従業員の健康管理を通じて、生産性の高い組織づくりをサポートしていく取り組みです。
健康経営の第一歩として、昨年『健康宣言』をかかげており、今回は従業員の健康意識を把握をするため「健康習慣アンケート」を実施しました。スマートフォンでQRコードを読み取り70ほどある設問に回答していく従業員たち。回答しながら「食事が乱れがちだな」「睡眠不足だな」「ストレスたまってるな」等、自分の心と体の現状を知るきっかけとなりました。
このアンケート結果をもとに、心と体の両面へアプローチして健康維持に繋げていくことになります。従業員一人一人が生き生きと充実した日々を送れるよう、馬渡氏よりアドバイスを頂きながらサポートしていきたいと考えております。
就業規則の改定について
続きまして、星経営労務事務所 社会保険労務士の星氏より、2020年10月1日に改訂した「就業規則」の内容についてご説明いただきました。
雇用にまつわる制度、特に休業に関する規則についてホワイトボードを使ってわかりやすく説明してくださいました。また、職場でのハラスメントについて、具体的な事例をあげながら、老若男女問わず些細な行動・言動がハラスメント行為になり得るということ、それを踏まえた上で働きやすい環境づくりをしていくことなどお話しくださいました。
現場改善について
最後に、株式会社YANAI総合経営事務所の箭内氏より、生産性をアップさせるための現場改善について講義をしていただきました。
日々の作業の中でおきた問題を放置するのではなく、しっかりと原因をつきとめ地道に解決していくことが必要であり、また、作業する上でモノの収納方法を改善することで見つけやすいという時間的な効率を図るだけでなく、異常を発見しやすくするためにも重要であるとの説明がなされました。
既に工場内では3S活動(整理、整頓、清掃)を実践し、誰でも探しやすく取り出しやすい仕組みづくりを継続しております。今後は従業員全員がこの活動を意識して日々改善に取り組み、生産性向上へと繋げていきたいと思います。
研修を終えて
世の中の動きがいちじるしく変化し、お客さまのニーズも多様化してきています。それにこたえるため技術向上はもちろんですが、信頼しあえる職場環境を整備することの重要性を実感いたしました。
今回の研修を活かして健康維持、生産性アップのための現場改善を継続し、今後も「お客様に喜ばれ地域へ貢献できる企業」を目指してまいりたいと思います。
© Kudou Bankin Co,. LTD. All Rights Reserved.